どのような就職活動をしていましたか?
就職を意識し始めたのは、大学3年生になったばかりのころです。自己分析を行った結果、ルーティンワークをこなす単調な仕事は得意でないと気づいて、変化の激しい業界で柔軟な働き方をしたいと思うようになりました。そう結論を出したとき、選択肢のひとつとして広告・IT業界が頭に浮かんだのです。広告・IT業界は採用試験のスタート時期が他業種に比べて早いため、動き出すタイミングも周りより早かったと思います。
就職活動はインターンシップが中心でした。1日だけのものも含めると、3年生の夏から数えて合計30社ほど。求人サイトや逆オファーサイトを積極的に活用しながら、業界を絞らず参加していました。もし自分がこの企業に入社したら、どんな風になれるだろう。そんな妄想をしながら、事業内容や職場の雰囲気を掴み取っていきました。社会人から話を聞けるのが楽しかったので、特別苦には感じていませんでした。
バリューコマースを知ったのは、大学3年生の冬。とあるサイトを通じて会社を知り、2日間のインターンに参加したのがきっかけです。その際のグループワークでは、4〜5チーム中、私の所属していたチームが最高評価をもらうことに。これまでのインターンでは緊張から自分のポテンシャルを活かせずにいたのですが、バリューコマースではうまく発揮できて結果につながりました。自分のありのままの能力を評価してもらえたような気がしてうれしかったです。またその際のメンター社員がいい意味で力が抜けた人で、正直に良いところと悪いところを話してくれているのが伝わり、バリューコマースが自分のマインドとマッチした会社であると素直に思いました。
入社を決めた理由は何ですか?
入社の決め手は事業内容です。なかでも魅力的だったのが、バリューコマースの一つの柱であるアフェリエイト事業。アフェリエイトとはインターネットを利用した広告プログラムの一種で、ブログなどWebメディアに商品広告を出して認知を広げます。そして、その広告を通じて売れた商品の金額によって報酬が決定するのです。私は成果に対して報酬を得ることができるシステムに学生時代から惹かれていました。
また、年々上昇していた会社の業績もポイントの一つです。日本の大手Eコマース企業のグループ会社という観点からも、今後の伸び代に期待が持てました。ほかに内定を頂いていた企業がありましたが、インターンのときの経験に加え、先の理由が重なってバリューコマースに入社を決めました。
現在の仕事内容について教えてください。
現在はアフィリエイトのプランをお客さまにご紹介するのが仕事です。クライアントは広告主ではなく、広告を掲載するメディア側が中心。とくに私は通信領域の企業を担当しています。クライアントの売り上げの最大化を目標に、先方の担当者とコミュニケーションを取りながら施策を考えます。信頼関係を築けていれば、こちらからサイトや記事の方向性について提案することも。提示された予算の範囲内で、どうすれば広告の効果を上げられるのか。そのためならばなんでもやる、という気持ちで仕事に臨んでいます。
したがって、やりがいを感じるのは「広告の効果が上がって、クライアントが喜んでくれたとき」。正直な話、学生時代は私のように回答している先輩社員のインタビュー記事を斜に構えて読んでいる節がありました。好感度を狙った発言だなと。ただ入社して、それが本当だったと実感しています。加えてアフィリエイトは成果がわかりやすく数値化されるので、達成感を得やすいのもやりがいにつながっています。
学生のみなさんへメッセージ
現在リモートで就業していることもあり、1日の限られた時間をどう使うのか、自分で決められる自由さがあります。ただし逆にいうと、自分で考えて動く能力がないと成長は難しい。自走する心意気がある人を会社も求めていると思います。また得意なことを持っている人、突き抜けて好きなことがある人は、社内で存在感を発揮しているイメージです。アウトプットの引き出しが多いと、ミーティングなどの場で流れをつくることができる。そのような人材になれる方と一緒に働いて、互いに刺激し合いながら成長していきたいです。
就職活動では、嘘をつかないことが大事です。得意なこととやりたいことが噛み合わない場面もあるかと思いますが、やりたいことだけを意識していてもうまくいきません。自分の適正を見極めながら、バランスの良さを重視して就職先を絞る。そうすれば入社後もギャップが少なく、無理なく成長し続けられると思います。学生には学生の、社会人には社会人の良さがあるので、楽しい生活が待っていると思って就職活動を後悔なく全力で乗り切ってください!