「どんな企業」ではなく「どんな人」に切り替えた/マッキャンエリクソン カーン詩芙亜さん〈教えて先輩 一問一答〉

「どんな企業」ではなく「どんな人」に切り替えた/マッキャンエリクソン カーン詩芙亜さん〈教えて先輩 一問一答〉

広告・コミュニケーション領域で活躍する先輩が、就活生にアドバイスを送るコーナー〈教えて先輩 一問一答〉。先輩たちが学生時代にやっておいてよかったこと・やっておけばよかったこと、就活の成功談・失敗談などを幅広くお聞きします。

今回は外資系広告会社・マッキャンエリクソンのカーン詩芙亜さん。企業選びを「どんな企業ではなくどんな人と働きたいか」に視点を切り替えると気持ちが楽になるかもとアドバイスしてくれました。(以下、『広告界就職ガイド2024』(宣伝会議)より一部を転載)

写真:カーン詩芙亜
カーン詩芙亜株式会社マッキャンエリクソン シニアストラテジックプランナー
早稲田大学政治経済学部卒業後、2018年マッキャンエリクソン入社。外資家電メーカーやパソコンメーカー、日系製菓会社などのブランディングやキャンペーン開発を担当。マッキャン独自のグローバル調査にも数多く携わり、消費者調査やインサイト分析など担当。
【 目次 】
カーン先輩の一問一答
カーン先輩のお仕事やスケジュールを掲載

カーン先輩の一問一答

──どんな学生でしたか?
元々興味のあることにのめり込むタイプだったので、ゼミの研究やサークル、アルバイト、旅行などなど好きなことには全力投球した学生時代でした。やりたいことが多すぎて、毎日スケジュールがびっしりでした!

──学生時代に夢中だったことは?
学生のころは新しい世界を知ることに夢中でした。飲食店で4年間ベーカリーフレンチバルでアルバイトをしていましたが、パンやワインの勉強をしたり、テーブルマナーの勉強をしたり、お客さんとたくさんお話ししたり、いろんな世界の知識を吸収することに夢中でした。

──学生時代にやってよかったことは?
インターンやアルバイトなど学業以外の「接点」をたくさん作れてよかったと思います。自分はどんなことが好きなのか、どんなことをこれからしたいのか、目標があまり見えなかった学生時代だったのでたくさんの大人を見て、知って、話す機会があることで漠然と「好きなこと」「やってみたいこと」が洗い出されたと感じます。

──学生時代の自分に伝えたいことは?
やってきたこととか目標とか当時はなく、就職活動が始まりいざESを記入しようとすると自分がつまらない人間なんじゃないか?と不安に思うこともありましたが、大きな出来事でなくともいが

──どんな就活してた?
これといった強い目標や夢が最初からあったタイプではなかったので就職活動はたくさん悩みましたし、心も折れました。「どんな企業で働きたいか?」ではなく「どんな人と働きたいか」という視点に切り替えて就活をするようになり、「この人と働いてみたい!」と強く思った人たちがたくさん面接で登場した会社を選びました。

──
就活のときの自己PRは?
キャッチコピーを付けるのであれば、「野に咲く花」だと答えていました。決して一輪で咲くような花ではないですが、部活やそれまでの人生経験で培った忍耐力と努力家な部分や負けず嫌いな一面は人一倍負けない自信があったので、雨にも風にも負けずに咲き続ける野ばらに自分をたとえてお話ししていました。

カーン先輩のお仕事やスケジュールを掲載

2022年12月28日発刊の『広告界就職ガイド2024』(宣伝会議発行/マスナビBOOKS編集部協力)には、カーン先輩が感じるストラテジックプランナーの醍醐味”や“最近手掛けた仕事”“意外な仕事”“1日のスケジュールなどを収録しています。書籍詳細はこちらから。なお本記事〈教えて先輩 一問一答〉は、『広告界就職ガイド2024』に紙面の都合上で掲載しきれなかったものを大幅加筆して転載しています。

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