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レポート

左脳的発想から右脳的発想へ。クリエイティビティが求められる広告会社に惹かれた/総合広告会社 総合職内定 私立大学 Iさん〈就活体験談レポート〉

マスナビ編集部

左脳的発想から右脳的発想へ。クリエイティビティが求められる広告会社に惹かれた/総合広告会社 総合職内定 私立大学 Iさん〈就活体験談レポート〉

大学2年生のときから、長期インターンに参加していたIさん。就職活動を始めた当初は戦略コンサルティングの会社を志望していました。ただ、インターンでの経験から最終的には大手広告会社に行くことを決意。戦略コンサルティング会社から広告会社にどのような考えで志望を変えたのか、伺いました。

どのような学生時代を過ごしたか

大学2年生の頃から長期インターンシップに参加をしていました。インターンというものがあることは両親から聞いていたので、1年生の後半からインターン情報サイトなどを見て、情報収集は行っていました。そんなときに、サークルの先輩から株主や投資家向けに経営戦略や決算内容、財務情報について広報を行うIRコンサルティング兼ファンドの企業を紹介されました。インターン情報サイトに掲載されている募集は営業やマーケティングの経験を積めるものが中心でした。しかし、私自身は経営層に近い視点で働いてみたいと思っていたため、このコンサル企業でインターンをすることに決めました。

学生インターンという立場ではありましたが、経営状態や収益力などを分析・調査し、とりまとめたアナリストレポート の作成を任せてもらうなど、なかなかできない経験を積むことができました。また、実際に働いている方からフィードバックをもらいながら、働くイメージを持つことができたことも長期インターンのメリットでした。

IRコンサルで1年間インターンをしていて、経営視点に近いところで経験を積むことはできていました。ただ、実際にサービスを展開している事業会社側の経営視点というのも見てみたい 、とも考えていました。タイミングよく友人からの紹介でフードロス問題を解決するベンチャー企業 を紹介してもらい、そこでのインターンを開始しました。ECサイトの立ち上げやマーケティングなど幅広い業務を経験させてもらいました。

アドバイザリー側と事業会社側、両方の経験から自分の強みや弱みを把握できたように思います。具体的には、抽象的・構造的な発想や思考には強みがあるものの、行動力で物事を押し進めていく力はそこまで強くない、という点です。この知見は、自己分析をする上でも非常に役に立ちました。

就職活動で行ってよかったことは?

Iさんの考える広告業界の魅力とは?

さまざまな企業と共創して、課題解決をしていくことができる点です。これからの時代、一社だけで完結してできることは限られてくるのではないかと思います。広告会社がさまざまな関係企業をつなぐハブとなり、コンソーシアムがつくって課題に取り組んでいく。そういった役回りをできるのが広告業界の魅力だと思っています。

広告会社で将来どんな業務をしてみたいか

まずは配属された部署で結果を残したいと思っています。広告は一つのツールだと思っているので、マーケティング、ブランディングなどより大きな枠組みで企業の成長をサポートしていきたいです。

中長期的には、事業創出に関わっていきたいです。広告会社も、MaaS(Mobility as a Service)や都市開発など手を広げてきています。 既存の業界やシェアを取り合うのではなく、他の企業と共創しながら社会全体を前進させていくような仕事に携わりたいです。