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レポート

マンガ「きみは広告で何になる?」

うえはらけいたさん

マンガ「きみは広告で何になる?」

ビジネスプロデューサー(営業)、マーケター、コピーライター、アートディレクター、プランナー…と広告業界にはさまざまな職種が存在します。新入社員は自身のキャリアを夢見ながら、入社早々のイベント「配属式」に臨みます。そんなドキドキ・ハラハラの初配属にまつわるエピソードをまとめたマンガ「きみは広告で何になる?」が『広告界就職2024』(宣伝会議発行)の巻末に収録されています。これは広告・マスコミ業界を目指す学生のための就活応援サイト「マスナビ」で連載中の「ゾワワの神様」のスピンオフマンガで、主人公の「ぼく」がコピーライターになる直前の話です。

就活解禁日の3月1日より、マスナビにて特別にマンガ「きみは広告で何になる?」を無料公開します。また著者のうえはらけいたさんによる就活生の皆さんへの応援メッセージも合わせて掲載いたします。

きみは広告で何になる?















著者のうえはらけいたさんからの応援メッセージ

僕が就活生だった頃、最も苦手だったのが「自己分析」でした。一番身近な自分のことなのに、一番身近だからこそ、自分の思いを言語化するのはなかなか難しいものです。

僕は「何となく子どもの頃から好きだから」という理由だけで広告業界を志望していましたが、
世の中の就活本や面接会場は、それを良しとしない雰囲気がありました。嘘でも、こじつけでも、「好き」に理屈をつけなければならない。それができない人は「好き」を語る資格がない。自分に自信が持てなかった僕はそんな息苦しささえ感じていました。

今回の漫画は、題材こそ広告会社に入社したあとのエピソードですが、
就活生をしていた頃の僕自身に伝えたいことを描いたつもりです。一般的な就職ガイドや面接対策に書いてあることとは食い違うかもしれませんが、何を志望するにも最後は「好きだから」で良いと思います。

あなたの「好き」を、誰にも否定はできないし、最後に幸せになるのは「好き」を意地でも貫いた人です。

広告業界であっても、それ以外でも、「何かになれる」のはそんな人たちだと思っています。
どうか皆さんの就職活動が、希望に満ち溢れたものになることを祈っています。

うえはらけいた

著者プロフィール

うえはらけいたさん


1988年、東京都生まれ。2016年に株式会社博報堂から多摩美術大学に編入し、マンガを描き始める。卒業後は広告会社などでデザイナーをしながら活動していたが、2020年4月にマンガ家として独立。現在はSNS、Webメディアを中心にマンガ作品を発表している。著書に『コロナが明けたらしたいこと』(アスコム)。
Twitter:https://twitter.com/ueharakeita



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