RESEARCH業界・職種を学ぶ 就活・自分を知る

レポート

スタートダッシュに失敗して後悔。しかし粘り続けて納得のいく就活に/外資系広告会社 ビジネス職内定 公立大学 Kさん〈就活体験談レポート〉

マスナビ編集部

スタートダッシュに失敗して後悔。しかし粘り続けて納得のいく就活に/外資系広告会社 ビジネス職内定 公立大学 Kさん〈就活体験談レポート〉

学生時代はイベント運営に力を注いでいたKさん。就職活動を始めた時期が遅かったと後悔したこともあったそうですが、最後まであきらめずに外資系広告会社に内定しました。どのような就職活動を行ったか、広告業界ならではの対策も伺いました。

どのような学生時代を過ごしたか

イベント運営に力を入れていました。中高生の頃から、自分の価値観と違う個性が光る人が多い環境で育ちました。個性輝く人たちがもっと活躍できる場をつくりたい、いろんな人をつなぎたい思いがあり、学生・卒業生・教職員をつなぐホームカミングデーイベントの運営や、マーケティングコンテストのPR担当をしていました。また、地方創生にも興味があり、奈良県や福島県などへ経営者の話を聞きに行ったり、まちづくりのための企画立案をするイベントなどに積極的に参加したりしました。

就職活動はどのように行っていたか

3年生の8月から就活を始めました。夏インターンシップの募集がほとんど終わっていて、遅かったと後悔しています。9月~12月は学業やイベント運営に時間を割くことが多く、2月~3月は毎日のように説明会やOBOG訪問の予定を入れていました。

最初は業界で絞らずに、企業理念に共感できた企業に応募していました。ひたすら説明会に参加して、少しでも気になったら社員に仕事内容を聞きました。すると、企業理念は崇高なものを掲げていても、実際の仕事に目を向けるとそこから離れていると感じることも多く、企業理念だけではなくてどういう仕事がしたいかを重視するのが大事だと、
OBOG訪問を通して気付きました。

それからは企業の課題解決をする、生活者の選択肢を広げる、価値を届ける仕事をしたいという軸を持ち、
3月ごろに広告業界に絞りました。広告業界を調べると、自分の好奇心や興味を仕事に活かせると思いました。また、はじめは右脳だけを使ってクリエイティブな発想をするイメージでしたが、論理的な思考も持ちしっかりと分析する、右脳左脳の両方が活用できる仕事だと知りました。調べれば調べるほど自分がやりがいを持ってできる仕事だと感じました。

選考対策はどのように行っていたか

広告業界だからこその質問は?

広告業界の魅力は?

チームでひとつのことをつくり上げることの喜びを感じやすい業界だと思います。職種の枠を超えてチームで話し合い、違う職種の価値観に触れられる。お互いをリスペクトし合いそれぞれのよさを引き出して広告をつくりあげ、普段の生活の中で広告としてできあがっているのを見たときに達成感になる仕事ではないかと思います。

後輩の皆さんへメッセージ

常に自信を持って就活に挑んでほしいです。私は自分の行きたい業界が見つかるまでに多くの時間と情報が必要でした。その時間でストレスやプレッシャーに押しつぶされそうになったこともありましたが、納得するまで続けられてよかったです。失敗しながらも自分を見つめることで成長できたと思います。これから落ちることがあってもみんな経験することなので、それは当たり前というマインドを持ちながらも、楽観視するのではなくどう変えられるかを試行錯誤してほしいです。頑張った分だけ自分の力になるはずです。

そして、就活仲間や社会人へのリスペクトを忘れないでください。どんどん内定をもらった友人がいても、落ち込まずに自分のことのように喜ぶ。むしろその人に話を聞いて、素直に自分のものとして吸収してください。社会人にも積極的に関わって相談してください。就活は始めるのも終えるのも自分で決める分、不安も大きいです。不安を抱え込みすぎず、人に相談することをしてほしいです。自分にとって納得のいく結果と思えるまで、あきらめずに続けてほしいと思います。