WORK仕事を知る
業種研究
広告会社
得意先のマーケティング業務をサポートする会社です。企業と消費者を最適なコミュニケーション(主に広告活動)で結びます。
- 総合広告会社
- すべての広告手法に参画できる広告会社。比較的規模が大きく、マーケティング戦略、広告戦略、媒体戦略、プロモーション戦略など消費者と企業を結ぶ業務の全般を担う。
- クリエイティブエージェンシー
- 媒体機能を持たず、クリエイティブ活動に特化した専門広告会社。
- ハウスエージェンシー
- 親会社の宣伝活動のために設立された広告会社。親会社が広告主のハウスエージェンシーと、媒体社のハウスエージェンシーの2種類ある。後者でいえば、新聞社や鉄道会社が親会社にいる場合が多い。
- インターネット広告会社
- インターネットなどのデジタル領域を活用して企業の課題を解決する広告会社。
- 専門広告会社
- 特定の分野の広告を強みとする広告会社。交通広告や案内広告、ダイレクトメールなど特定の手法に特化した企業と、不動産、医薬品、ファッションなど特定のクライアントに特化した企業の2種類がある。
- 外資系広告会社
- 海外企業の資本を持つ広告会社。海外の広告会社の日本支社・現地法人として進出している会社もあれば、日本の広告会社と共同出資で設立した合弁会社もある。
- メディアエージェンシー
- メディアのプランニングや購入など、媒体機能に特化した専門広告会社。
デジタルマーケティング・エージェンシー
インターネットやスマートフォンの進化に伴い、インタラクティブメディアを活用した「広告」にとどまらない手法を強みとする会社。
マーケティング・リサーチ会社
クライアントの依頼に基づき、市場の調査や分析をする会社。最近は市場調査で得た情報を加工し、
具体的なマーケティング戦略に対する提案をするコンサルティングの役割を果たす会社も増えてきている。
制作会社
広告をはじめとし、映像や印刷物、Web、プロダクトなどを実制作する会社。最近はデザインコンセプトの企画から参入する企業も増えている。
- 総合制作会社
- テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ポスター・チラシなどの販促物・Webサイトやアプリなど、あらゆる制作物を総合的に制作する会社。
- CM・映像制作会社
- CM、テレビ番組、映画、MV・PV、Web動画など幅広い映像を制作する会社。
- グラフィック制作会社
- 新聞や雑誌、ポスター、チラシなど印刷物のデザインを得意とする会社。
- Web制作会社
- Webサイトやアプリなどの制作をする会社。Webコンサルティングの企画、マーケティング、システム開発やサーバーの管理などのサービスを提供している会社もある。
SP・イベント会社
イベントやキャンペーンの企画、DMなどセールスプロモーション(販売促進)の提案やツール制作を担う会社。
最近はデジタルを掛け合わせた施策をする会社も増えている。
- 店頭系
- 新製品の発売や導入キャンペーン、プレミアムキャンペーンなど、店頭を用いて流通を刺激し、消費者の購買行動を促す施策が得意な企業。
- 施工系
- 商業施設や店舗の開発、展示会などの企画や空間デザイン、施工を専門に担当する会社。
- イベント系
- スポーツや音楽・文化イベント、国際会議や周年事業まで幅広いイベントの企画や運営を担う会社。商品に近いところでは新製品の発表会や地元のお祭りなども実施する。
PR会社
マスコミへの情報提供や取材対応、記者会見の設定などクライアントのPRが効率的に実施されるための
パブリシティ業務や広報、リスク管理業務などを提供する会社。
メディア
広告主のメッセージを、ターゲットに伝達する役割を担う。「テレビ」「ラジオ」「新聞」「出版」といった、従来から多くの人に情報を届けてきたメディアを総称して「4マス媒体」と呼ぶ。他にも成長著しいデジタルメディアや交通広告、屋外広告といったOOH(アウトオブホームメディア)などへの関心も高まっている。
- テレビ
- 視聴者に対して「広範囲」に「繰り返し」メッセージを伝えられることが特徴。他にも、親近性の高さや映像と音声による説得性も高いメディア。広告方法には「番組提供」と「CM」があり、CMにも番組間に流れる「スポットCM」と番組内に流れる「タイムCM」の2種類がある。
- 雑誌
- 「ファッション誌」「ビジネス誌」「コミック誌」など、ジャンルによって想定される読者が明確なため、より細かくターゲットをセグメントした情報発信ができることが特徴。決められた枠に対して広告を掲出する「純広告」と記事と同様の携帯をとった「記事広告」の2種類がある。
- ラジオ
- 「パーソナル性」「双方向性」「ながら聴取性」がラジオの特徴。インターネットラジオやスマートスピーカーの普及に伴い、再び注目を集めているメディア。ドライバー、若者、主婦など、番組や局によってリスナーが明確なため、ターゲットを限定した広告を出す媒体として適している。
- インターネット
- インターネットが普及したことにより、数多くのWebメディアが登場しました。インターネット広告費は毎年右肩上がりに成長し、2018年にはテレビの広告費とほぼ変わらない規模にまで成長している。インターネット広告の特徴として、「双方向である」「能動的に利用される」「高度なターゲティングができる」「広告効果を測定しやすい」などが挙げられる。
- 新聞
- 全国紙だけでも1日3000万部の発行部数を誇る上に定期購読での利用が多いため、安定した読者層を持つことが特徴。広告主のニーズや配布地域に合わせて広告内容をカスタマイズすることも可能。最近は電子化が進んでいるため、新たな広告の試みも始まっている。
<Webメディアの種類>
- ポータルサイト
- インターネット上で情報を探す起点となるWebサイト。検索エンジンやニュースサービスなどが組み込まれている。
- ニュースサイト
- 報道・ニュース記事を有料または無料で提供しているサイトのこと。新聞社が運営しているサイトもあれば、新聞社から提供されたニュースを掲載しているサイトもある。
- ソーシャルメディア
- インターネット上で不特定多数の人がコミュニケーションをとることで情報の共有や情報の拡散が生まれるメディアのこと。
- キュレーションメディア
- 特定の切り口やテーマに沿って情報をまとめたコンテンツが公開されているサイト。