入社の経緯を教えてください。
大学時代から旅行が好きで、車に乗ってさまざまな場所に出かけていました。地方には本当に魅力がたくさんあって。地方出身の自分がおすすめする場所に、たくさんの人に行ってほしい、魅力を伝えたいと思うようになったんです。
将来の就職先として辿り着いたのがJR東海エージェンシーでした。観光地と、そこへ行くための移動手段を組み合わせたプロモーションができる。自分のやりたいことを、そのままを事業にしている企業だと思ったんです。加えて、大学が名古屋だったこともあり、当社が得意とするエリアに愛着がありました。このため、数ある鉄道系ハウスエージェンシーのなかでも、当社で観光プロモーションに携わりたいと思いました。
また、面接官やOB・OG訪問を受け入れてくれた方も親身になって相談に乗ってくれたことで、就活生という大きなくくりではなく個人として自分自身を見てくれていると感じました。親身になって相談に乗ってくださった方の人柄の良さを感じたことも要因のひとつとなりました。
JR東海エージェンシーでのキャリアの変遷を教えてください。
2013年に新卒入社し、初めはJR東海グループ会社を担当する営業部に配属されました。JR東海グループの旅行会社に広告営業をしていましたが、2015年に関西支社に異動が決まりグループ外の企業を担当することに。そこで約6年間経験を積んで、今度は京都支社へ。「そうだ 京都、行こう。」のプロモーション業務に携わりました。
そして、今は2022年7月に新設されたi事業推進室に所属しています。振り返ると、異動するタイミングは立ち上げのタイミングが多い気がします。たまたまですが。それぞれの部署や場所に思い入れがあります。
現在の仕事内容を教えてください。
i事業推進室の役割は、広告業界の枠にとらわれず、新規事業を立ち上げて会社の可能性を広げることです。部署には私を含め専属メンバーが4人所属しており、新しい取り組みとしてメタバース事業が走り出しています。2022年12月には当社とJR東海などが協力し、東海エリアで初めてメタバース上の駅「バーチャル名古屋駅」をオープンさせました。以降もNFT販売や「京都コーディネートサービス」など、鉄道や京都という当社ならではの強みを活かした事業を展開しています。
今後は、自分が好きなゲーム領域の仕事など、総合広告会社の枠組みを取っ払った今までにない事業を一つでも多く生み出して、会社の成長に貢献できるようアイデアを形にしていきたいです。
印象に残っている仕事は?
関西支社で働いていたときに、大小問わず多くの案件に携わりましたが、なかでも思い出深いのは、神戸のフェリー会社から依頼された、九州までの観光プロモーションです。観光地と移動手段を組み合わせたプロモーションには取り組みたかったので、より前のめりに企画提案ができたのではないかと思います。
目的地は当社が強みとする東海道エリアではないですし、移動手段も新幹線ではありません。しかし、JR東海グループにはさまざまなジャンルの会社が存在しており、培ってきたノウハウもあるため応用が効きます。案件を通じて改めて、観光プロモーションに強い会社だと実感しましたね。
学生にメッセージをお願いします。
今は好きなことに熱中して、個性を伸ばしてほしいと思います。能力や性質を表す五角形があるとすると、平均的なキレイな形を目指すのではなく、どこかの角がぐんと突出しているような。個人的にそうした人が伸び伸び働けるような会社にしていきたいですし、一緒に働いて刺激をもらいたいですね。
また、就職活動中は、いろんな人と会って、業界について教えてもらうことが大事だと思います。今しかないチャンスを存分に活かして、悔いの残らないようがんばってください!