株式会社ライトパブリシティ

株式会社ライトパブリシティ
ロゴ:株式会社ライトパブリシティ
業種:
広告・映像制作会社、広告会社
勤務地:
東京都
得意分野:
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、プランニング、プロデュース、クリエイティブ、その他
募集職種:
営業系、クリエイティブ系

企画部 クリエイティブディレクター、コピーライター 山根哲也さん

現在までの仕事内容を教えてください。

現在は企画部・部長という立場でチーム全体のマネジメントをしています。またクリエイティブディレクターとしてクライアント業務のディレクションも行っています。

入社してから7年目までは、主にコピーライターとしてクリエイティブディレクターの元で学んでいました。その後独り立ちして10年目からはクリエイティブディレクターの名刺を持つように。ただ、いまでも、仕事によってはコピーライターとして関わることがあります。いまは化粧品、食品、航空、出版などさまざまな企業を担当しています。

コピーライターの仕事は、当たり前ですがコピーを書くことです。「書く」というスキルでアイデアを出し、コミュニケーションの課題解決をします。一方でクリエイティブディレクターは総監督としてチーム全体の方向性を決めていくことです。

当社は直接やり取りするクライアントが多く、クリエイティブディレクターがフロントに立って接する機会も多いです。プロデューサーと一緒に、クライアント社内のいろいろな人に会い、悩みを整理し、課題を抽出する手伝いをすることもあります。

仕事をする中で大切にしていることを教えてください。

内と外でそれぞれに意識していることがあります。

内は、チームの中でのクリエイティブディレクター/コピーライターとしての立ち振舞です。私の師匠はコピーライター出身のクリエイティブディレクターとして「コピーを武器にすること」を徹底していました。つまり、言葉から逃げずに、言葉でチーム全員が進むべき方向を指し示すことを実行していたのです。

外は、クライアントへの説明責任が伴うことです。クリエイティブという言語化しにくいものに対して、なぜかっこいい、なぜ必要なのか、ぼんやりとしたクリエイティブの印象論ではなく、クリエイティブが果たす役割と機能を説明するのです。それが、クライアントの納得を生み、仕事の依頼につながるのです。

印象に残っている仕事を教えてください。

今も続いているPOLAの仕事です。きっかけはアートディレクターとして参加していた同期入社の鈴木に呼ばれたことでした。POLA APEXというスキンケアブランドの大幅リニューアルの仕事にコピーライターとして参加することに。

当時チームを率いていたクリエイティブディレクターの方が、チーム員に求めるレベルがものすごく高い人でした。その期待に応えることは正直とても大変でしたが、終わって振り返ってみると、クリエイティブの質や視座が引き上がり自分を成長させた良い仕事だったと思えた経験でした。クリエイティブディレクターとしての理想の動き方で、自分にとって師匠の一人だと感じています。またこの仕事で結果としてTCC(東京コピーライターズクラブ)の新人賞を獲ることもできました。コピーライターとしてのキャリアのターニングポイントにもなる仕事でした。

新人が入社してからの日々について伺いたいです。

私のときのような、一対一の師弟関係でじっくり学ぶというよりは、いろいろな上司に付いて、さまざまな経験を積んでもらう予定です。

また入社1~3年目は、まずはコピーを考えること・書くことに集中してもらいます。キャリアを重ねると、クライアント対応など書くこと以外の時間が増えるからこそ、100%コピーに充てる時間は幸せだと思います。だからこそ、まずはコピーを書くことに時間を割いてもらうように意識しています。

若手へのフィードバックも日々行っています。まずは「何を書くのか」を中心に話しています。はじめは表現技術に関する話はあまりしていませんね。「何を書くのか」とは、物事の本質、切り口の部分です。年齢を重ねたからできるようになるわけではないので、経験が浅いときから、いろいろな「何」を見つける鍛錬をしないと身につかないです。反対に「どう書くのか」という表現技術は身につきやすいです。だからこそ、入社早々は「何」を見つけるために、視点を広げたり、深めたりと丁寧にフィードバックしていきます。

どんな人が向いていると思いますか。

「何」を見つけるのは、一朝一夕で身につきません。日々指摘される中で、後々に自分で気づくものです。だから自分で鍛えていく姿勢が大切だと思います。まずは頭にインプットして、それから身体で理解していく。インプットして経験を積んでいくにつれて、後に頭と身体のピントが合う瞬間が絶対にあります。

一方で、“素直だけど疑う人”が向いているとも感じています。言われたことをまず素直に受け止めてみる。一方で、「それは本当かな?」と疑いながら自分なりに考えて解釈する。そうやって自らの血肉にできる人が大きく伸びると思います。

最後に学生へのメッセージをお願いします。

現在当社には10人のコピーライターが在籍しています。私としては、今いる10人とは違う色がほしいと思っています。「面白い子が入ってきた」と思えるような人。例えば、人とは視点が違うアイデア力だったり、はたまたずば抜けた素直さだったり。学生時代の経験で養ってきた性質があるはずです。その性質を存分に伸ばしていけるような挑戦を学生時代にたくさんしておくといいのかもしれません。

あとコピーライターの募集と聞くと、「文章力が必要ですか?」「読書量や語彙力が重要視されますか?」と心配する人もいます。コピーライターはさきほどお伝えした「何」を見つけるのが仕事です。悩む必要はなくて、興味があったらとことん挑戦してみましょう。

創業/設立/沿革
創業 1951年4月10日
代表者
代表取締役社長 杉山恒太郎
本社・事業所
本社:東京都中央区銀座7-12-17
関連企業
株式会社プロモーションズライト
株式会社オーエスエル
従業員数
61人(2024年4月現在)
平均年齢
39.6歳(2024年4月現在)
資本金
1,000万円
売上高
42億円(2022年3月期実績、グループ連結)
株式公開有無

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