どのような学生時代を過ごしていましたか?
大学では経営学や会計学を専攻していました。答えが具体的な数字ではっきり導き出せるところが魅力的で、いまでも好きな分野です。学部の特性もあり、OB・OGの先輩たちは財務や金融業界に進む人がほとんどでした。
そのような環境で、私が広告・マーケティングに興味を持った理由は、学生時代に注力していたゼミ活動がとても楽しかったから。2年生から4年生にかけて、神奈川県・横浜市にある商業施設の来客促進施策を考える実習に取り組んでおり、そのときの経験が影響しています。将来もこのような仕事がしたい、と妄想するようになりました。
入社したきっかけを教えてください。
就職活動の初期は、広告・マーケティング業界というよりメーカーの広告宣伝部を第一希望に探していました。ゼミ活動の経験から、自社商品の販促活動に携われる方がやりがいを感じやすいと思っていたからです。ほかには、大学での専攻に近しい金融業界も視野に入れていました。
インターンシップに参加し始めたのは、大学3年の夏を過ぎたころです。そこで社会人のリアルを目の当たりにして、本当にやりたい仕事に就くためには、素直に広告・マーケティング業界の企業に飛び込むべきだと思い直しました。例えばメーカーなど、規模の大きな会社は自分の行きたい部署に配属される保証がありません。長い人生、時間は有限であることを踏まえて、なるべく最短距離で広告やマーケティングに携われる道を選びたいと考えるようになりました。
バリューコマースに出会ったのは、大学4年の6月です。すでに他社から複数内定をいただいていたのですが、どこの会社もしっくりきておらず進路を決めかねていた時期でした。悩んだ結果、新たにエントリーをしたのがバリューコマースで、面接官の人柄に惹かれ第一候補に急浮上しました。またアフェリエイト事業は数字で結果が出る点において会計学の専攻理由に通ずるものがあり、自分の性格にも向いていると思いました。さらに今後成長が期待できるEC事業も展開していて、会社の将来性も感じられる。この大きく分けて3つの要素が重なり、バリューコマースへの入社を最終的に決意するに至りました。
現在の仕事内容について教えてください。
現在はYahoo!ショッピングの出店者に対して、ECソリューションズ事業部で展開する3つのサービス(STOREʼs R∞、StoreMatch、B-Space)の提案、そのサービスの運用サポートがメイン業務です。
クライアントの分野ごとに担当が分けられ、私はファッション・フード分野を任されています。どちらも身近な商材なので、クライアントの希望に自分が商品を買うときの視点も盛り込みながら、広告効果を生み出せる最適なサービスプランを提案するようにしています。それを考えている時間がとても楽しいですし、入社の決め手にも重なりますが、やはり成果が目に見えて数字に現れるのでやりがいも大きいです。
学生のみなさんへメッセージ
バリューコマースには自律を求められる社風があるため、成長意欲が高い人のほうが相性はいいでしょう。いまはフルリモートの環境下で働いているので、より自律心が求められます。自ら積極的に挑戦したいと思う若手にはチャンスがたくさん巡ってきます。意見を臆さずに言える人、自分ごととして首を突っ込める人に入社していただきたいです。
就職活動のアドバイスとしては、なによりも体調管理が大切だということ。独りで黙々と取り組んでも、友人と協力しながらでもいいので、自分らしさを忘れずに思い詰めることなく、就職活動に臨んでほしいと思います。私の場合は自分らしくいられる会社で働くために、オフィス見学に行って、働く人の服装や雰囲気を重視していました。OB・OG訪問はかなり行きましたが、やはり実際に現場を見てみないと掴めない空気感がありました。「ここに自分が入社したら、こんな感じなんだろうな」とイメージを抱くことで、自分と会社のマッチング度もはじき出せるようになります。無理は禁物ですが、悩んでいる人がいたら試してみてください。最後までこだわり抜いて、悔いの残らない就職活動をしてください!