株式会社BRING

学生時代はどのように過ごしていましたか？

アクティブな学生でしたね。中学校では生徒会副会長をしながらサッカーのクラブチームに入り、途中からバスケ部にも所属。高校はサッカー部のマネージャーをしながら、書道パフォーマンスをする書道部にも所属。毎日忙しくて充実していました。

また、中学生の時に短期でアメリカ留学をして、CAになりたいという夢を持ちました。そのため大学は国際関係学部に入り、国際経済学を学びました。ゼミではゼミ長を務め、仲間たちとビジネスアイデアを考えるプレゼン大会にも参加しプレゼン能力を養いました。

就職活動ではどのような企業を志望していましたか？

CAになりたかったのですが、コロナ禍で募集がなくなってしまいました。長年の夢だったので気持ちの切り替えが難しかったですが、家族に話したり友人の頑張る姿を見て、なんとか意地で切り替えました。

業界を絞らず幅広く50社程度の企業を受ける中で、いろいろな人の話を聞いていくうちに、課題解決の仕事をしたいと思うようになりました。それも単なる課題解決ではなく、本当に相手に合った本質的なソリューションを提供できる会社を探そうと考えました。

BRINGに入社を決めた理由は、当社の「『我々』、そして『世の中へ』好循環をもたらし続ける企業になる」というモットーが、本質的なソリューションを提供したいという思いと一致したことです。また、企業規模も大きすぎないので、若手のうちからさまざまな挑戦ができる点も魅力でした。実際に入社しても、自分の意見や考えを発言しやすく、挑戦ができる企業だと思います。

入社後の研修で学んだことを教えてください。

これまで消費者の目線でしか売り場を見てこなかったので、「このような目線で販促物をつくっているんだ」とか、「手書きのPOPだと温かみがでるんだ」ということを学べたのが新鮮でした。

また、研修中にLINEの公式アカウントを1人1アカウントつくって、どうしたらユーザーにファンになってもらえるかを考えるプログラムがあり、実際に運用しながらコミュニケーションを学べたことも勉強になりました。

現在の仕事についても教えてください。

現在は循環テクノロジー開発室に配属されています。この部署は、営業がクライアントから掴んできた課題に対して、解決策を考える部署です。あらゆる課題に対応するので、複数の案件を同時進行で対応することがほとんどです。

仕事で印象に残っているのは、1年目からクライアントの課題に一気通貫で対応することができたことです。課題に対して社内でブレストをして、企画書の作成からプレゼン、販促物の制作、納品までを行いました。1年目でここまで課題解決に一気通貫で関われる会社は、珍しいと思いました。

クライアントに最適な提案をするため、ユーザー目線でアンテナを張り続けることを意識しています。仕事をしているとついクライアント目線に立ってしまい消費者目線を忘れがちですが、ユーザーの目線に立たないと売れるアイデアは思いつきません。だからSNSも積極的に利用していますし、街中の広告を見て勉強することもあります。情報があふれる時代だからこそ、すべてのことに1日中アンテナを張って、どうすれば仕事に活かせるかを無意識に考えています。

また、面白い企画を思いついても、その提案がロジカルかどうか確認することは意識しています。仕事ですので思いつきのアイデアで終わらせず、データなども集めて説得力のある提案にすることを大切にしています。

今後の目標を教えてください。

私はZ世代ですので、Z世代をターゲットにしたプロモーションに携わっていきたいと思います。これからの消費や行動はZ世代がメインになると思いますが、若者をどうファンにするかは、どの企業にとっても大きな課題です。その課題に対して、自分のアイデアでソリューションを提供できるように、今はＺ世代のトレンドや流行を掴んで知見を増やしているところです。

それでは最後に学生にメッセージをお願いします。

BRINGは、どこに座っても良いフリーデスクのオフィスで、部署の垣根を越えてさまざまな人と話したり情報交換ができたりする風通しの良さがあります。どんなことにも興味関心を持ち、常にアンテナを張り続けることに苦を感じない人にとっては、とても楽しい職場だと思います。

私も50社ほど受けたので、就活の難しさ、大変さは痛感しています。就活は、「この企業でいいや」ではなく、「この企業がいい」と思える会社選びができたら成功だと思います。そうすることで就職後も前向きに取り組んでいけると思うので、しっかり悩んで、考えてほしいです。そのうえでBRINGを選んでもらえたら、私はとてもうれしいです。


※所属・役職は取材当時（2023年4月時点）のものです