株式会社電通ライブ

株式会社電通ライブ
ロゴ:株式会社電通ライブ
業種:
SP・イベント会社
勤務地:
東京都
得意分野:
イベント、屋外・ディスプレイ、プランニング、プロデュース
募集職種:
その他

第1ビジネスクリエーションユニット 伊藤さん、松島さん(左から順)

お二人が電通ライブを志した理由を教えてください。

松島:かなり遡ると、小学生のとき2002年日韓ワールドカップのパブリックビューイングに行ったことがイベントを好きになったきっかけでした。多くの人が画面の前に集まって応援してとても盛り上がっている様子を見て、「イベントってすごい!」と純粋に思いました。そこからおもしろそうなイベントを探しては足を運んでいました。

イベントが好きな気持ちはずっと変わらず、就活を考えたときもイベント業界を真っ先に見ていました。当社の社員にOB訪問をしたところ、イベントを好きになったきっかけである日韓ワールドカップの運営をしていたのが電通テック(現在の電通ライブ)だと知り、すぐに第一志望の企業になりました。

伊藤:広告業界を目指したのは、大学時代の部活がきっかけでした。準硬式野球部で、2年生までは選手だったのですが怪我で裏方に回ることになりました。そこで広報のポジションに就き、野球大会の結果を記事するなど、選手の良さを伝える活動をしました。この経験から、誰かのことを広めて、その人やその周辺がよろこぶような仕事がしたいと思いました。

電通ライブの会社説明会では先輩社員の方々が「いまを楽しめる人と仕事がしたい」という話をしていて、その言葉が心に残っていました。私自身、「どんな過去よりもいまが一番幸せ!」と思って何事にも取り組んでいるので、同じ考えを持っている人がいる環境で働きたいと思い志望しました。

松島:働く社員の雰囲気はたしかに大事。もともと業務内容的に第一志望の企業だったことも大きな入社理由ですが、先輩と後輩の関係性が近いと感じたことも決め手のひとつでした。別の企業で「先輩・後輩の距離間が近い」と口では言うものの、ふたりのやり取りを見ていると結局先輩と後輩の間柄だなと感じるケースがありました。しかし電通ライブは本当に距離が近く感じました。50代のベテラン社員と入社2,3年目の先輩の会話シーンを見て、年齢が離れていても普段からコミュニケーションを取っていることが感じられました。当時1,000人を超える規模の会社で、なかなか歳の離れた社員と会話する機会がないだろうと思っていたので驚きでした。

入社後の仕事内容を教えてください。

松島:5年目まではプロデュースユニットで、展示会や全国キャラバン、発表会、官公庁のイベントなどに携わりました。5年目のタイミングでコロナ禍に入り、リアルイベントが少なくなった分知識のインプットにも時間を使えるようになりました。とくにデジタル面の知識を増やしたいと思い、Webサイト制作やGoogle Analyticsの勉強をしました。

学んだことをもとに6年目以降、クライアントへデジタルに関する自主提案を行いました。これにより、たとえばいままで新製品の発表会運営だけを担っていたものが、新製品のマーケティングからイベントの流れまでを考えるような、コンサルに近い仕事ができるようになりました。いまはデジタルにまつわる企画・制作のサポートをすることが多いです。

また現在伊藤さんと私が所属しているのは第1ビジネスクリエーションユニットのライブマーケティング部で、イベントのデータ分析や調査なども実施するチームです。来場するお客さまにイベント前後でアンケートを取り、満足度などをヒアリングして分析し、クライアントに次回以降の改善提案をしています。

伊藤:本配属前から企画の仕事をやりたいと言っていたこともあり、現在の第1ビジネスクリエーションユニット配属になったのではないかと思います。最近は1年間ほど、カメラ業界のクライアントの展示会や新製品の発表会、ファンミーティングに携わっていました。

ライブマーケティング部としてはデータ活用がミッションとなっているので、松島さんからお話ししたように満足度調査をさまざまな角度から行い、分析する仕事もあります。言葉で表すのが難しい満足度を数字で表すことができたり、年代ごと、属性ごとで結果の違いを分析できたりして、「このような施策はこのような属性の人に響くんだ」と知ることができるので面白いです。

伊藤さんが印象に残っている仕事はありますか?

伊藤:カメラ業界の仕事です。カメラが好きだったので、携わることができてうれしかったです。大きな会場を借りてカメラ業界全体で行う展示会の、クライアントブースを制作したことがとくに印象に残っています。

クライアントからは新規若年層を獲得したいというお話があり、新規若年層と既存ファンのブースを完全に分け、若年層向けのアプローチを新たに考える必要がありました。そこで、新規獲得という視点からブース全体の敷居を低くすることを意識し、カメラの機能訴求が主題の展示だけではなく、生活のなかにカメラがある楽しさ
を表現するライフスタイルに目線を向けた演出を提案しました。

また、本来はブース内のステージも登壇者が一段上にのぼり、参加者は登壇者が話しているのを見上げて聞くプレゼンスタイルが多いですが、新規若年層向けのステージは登壇者と参加者の目線を一緒にしてリビングで喋っている雰囲気にすれば登壇者と来場者が双方向のコミュニケーションがとりやすくなるのではと考え制作しました。実際に登壇者からも「リビングで喋っているみたいだった」とこちらの意図した反応をもらうことができました。来場者へのアンケートでも、「登壇者と近く感じた」「アットホームな雰囲気だった」とフィードバックをいただき、実施した甲斐がありました。

松島さんが仕事で大切にしていることはなんですか?

松島:お客さま目線で俯瞰することを意識しています。たとえばイベントの告知サイトを制作する仕事だとしたら、ゴールはリアルイベントに足を運んでもらうことです。その手前でイベントを告知・活用するサイトになるため、どんなサイトならわくわくするかを第一に、サイトのページの流れや、ページの構成をどう工夫すればクリックしてもらえるか考えています。

またイベント当日はリアルタイムでSNSに投稿などをしています。その際もどう見せたらイベントの様子が伝わるのか考え、工夫しています。

日頃のインプットとしては、ほかのイベントサイトや通販サイトなど、さまざまなサイトを日頃からチェックしています。ペット用品のWebサイトを制作した際は、お客さま目線ということでペット側の目線を意識しました。例としては、猫がトイレのにおいをどのように感じているのか見せるため、実際に猫が製品を使用している様子を撮影した画像を盛り込みました。

どのような人と一緒に働きたいですか?

松島:素直に、自分自身がイベントを楽しめる人です。イベントを好きな気持ちがあるからこそ細やかな気づきがあると思っています。推しているアイドルのライブに行ってみたり、もしマンガが好きなら展示会に行ってみたり……活発に動くこと、足を運ぶことが好きな人であればやりがいを感じて働けると思います。また、イベント以外にもWebなど、新しいことに挑戦したい人にもぜひ入社してほしいです。

伊藤:就活生時代に先輩方から頂いた言葉そのままになりますが、「今を楽しめる人と一緒に仕事がしたい」です。どんな過去よりもいまが一番幸せ、と思えるように、いまのうちから好きなことをとことん突き詰めてほしいです。当社は社員の「好き」を取りこぼさず、その社員が好きなジャンルの案件を任せてもらえることも多いと思います。なぜなら、熱意を持った人が担当したほうが、同じように熱意を持っている人に刺さるアイデアを生み出せると考えているからです。自信をもって好きを語れるものを突き詰めておくことが大事だと思います。

松島:熱意があることが大事。ぜひ好きなものに対して、行動的になっておいてほしいです。

創業/設立/沿革
□設立
1950年8月14日(2017年1月4日より株式会社電通ライブとして営業開始)
□沿革
1943年8月 株式会社電通映画社設立
1950年8月 株式会社電通印刷所設立
1952年4月 株式会社大阪電通印刷所設立
1956年10月 株式会社電通製版所設立
1987年7月 国際コンベンション株式会社(現 株式会社電通イベントオペレーションズ)設立。
1992年6月 国際コンベンション株式会社は、株式会社電通プロックス(旧 電通映画社)の100%子会社となる
1996年4月 電通アクティス[東京](旧 電通印刷所)、電通プロックス(旧 電通映画社)、電通コーテック(旧 電通製版所)、電通アクティス[大阪](旧 大阪電通印刷所)の4社合併により「株式会社 電通テック」創立
2017年1月4日 プロモーション領域における成長戦略を加速させるため事業再編を行い、株式会社電通のイベント&スペース・デザイン局と電通テックのイベント&スペース関連部署を統合し、電通テックを「株式会社電通ライブ」に改組改称
代表者
代表取締役社長執行役員 髙木正彦
本社・事業所
本社:〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-17 電通銀座ビル
汐留オフィス:〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル内
関西支社:〒530-8228 大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト
名古屋支社:〒450-6429 名古屋市中村区名駅3-28-12大名古屋ビルヂング29F 電通中部オフィス内
関連企業
連結子会社 株式会社電通イベントオペレーションズ
従業員数
458人(2024年6月時点)
平均年齢
42歳(2024年6月時点)
資本金
26億5,000万円
株主公開有無

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